ゆき鍼灸院

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ゆき鍼灸院072-635-8686

診察時間のご案内

午前:10:00 〜 13:00
午後:15:00 〜 20:00

※診察は予約制です。
※急性疾患はご遠慮なく来院ください。
※往診については、休日などの曜日に関係なく、ご相談いただけます。
※時間外診療は、電話でご相談ください。

治療メニュー(診察料金)

 

症状に合わせた治療を行いますが、金額の目安として、希望する治療をお選びください。
患者さんとの対話を重視した、きめ細かい対応を心がけております。

 

交通アクセス

 

住所

567-0826
大阪府茨木市大池1-1-17

コーポ大池  ※駐車場3台あり

阪急京都線「茨木市駅」の東口を出て、東側道路を南へ約400m。
フードマーケット「satake」さんの裏側です。

 

訪問治療

 

通院したくてもできなかった方など、当院での施術内容と同じクオリティーでご自宅や施設でも在宅鍼灸治療をうけて頂けます。
患者さんとの対話を重視した、きめ細かい対応を心掛けております。

 

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小児鍼灸治療 

脳内にはエリアがあり、下図にもあるように、役割がそれぞれ異なります。

 



その為、脳がダメージを受けるとその部位によって様々な障害がでてきます。(下図参照)

 



<脳の特定の領域が傷ついた場合>

脳の各領域は、それぞれ独自の機能をコントロールしています。
そのため、損傷を受けた脳の領域によって失われる機能が決まっています。
そこで、当院では頭部への刺鍼をする事によって、脳へ症状に関係する領域に刺激を入れて、神経伝達を促す事によって、刺激が脳波を通じて伝わり、脳を活性化させることで脳内への血流量を増やし、ダメージを受けた部分を脳のもつ代償作用と回復力を促す治療を目指しています。

また、硬くなった筋肉や動かない部分などの全身を治療する事によって、身体の機能をも高め、成長の手助けをするので、お子さんの可能性を広げてあげるお手伝いをしていきます。脳を活性化させて神経回路の発達を促します。


脳が受けたダメージに対するの代償作用と回復力は、脳がもっている次の3つの特性によるものです。
      ①重複性(脳の機能の多くが、2つ以上の領域でコントロールされている)
      ②適応性(一部重複した機能をもつ領域が、失われた機能を代償する)
      ③可塑性(ある種の領域は、別の機能に変更できる)
このように、無傷な領域がダメージを受けた領域の機能を引き継いで、脳を回復へと導きます。

起立性調節障害(OD)

人は立ち上がると重力によって血液が下半身に下がり、その結果血圧が低下します。通常ではこれを防ぐために交感神経が興奮し、下半身の血管を収縮させ血圧を維持します。また、副交感神経の活動が低下する事で心臓の拍動が増加して心拍出量を上げ、血圧を維持するように働きかけます。
けれども、起立性調節障害ではこの代償作用が破綻してしまい、血圧が低下して脳や全身への血流量が維持されなくなります。そのため、立ちくらみやふらつき、頭痛が起こってきます。血液による酸素や栄養の供給が悪いので、すぐに疲れやすく、また疲労からの回復が遅れます。さらに脳血流が悪いために、思考力は低下し、集中力もなくなっていくのです。身体を横にすると全身への血流量が回復する為、このような症状が軽減し身体が楽になります。

起立性調節障害の子供さんは、ごろごろと横になることが多いのはこの為です。


例えば、人は早朝になると交感神経が活動して身体を活性化し、夜には副交感神経の活動が高まり身体を安ませて休養します。

ところが、起立性調節障害では、午前中に交感神経が活性化されず、5〜6時間以上も後ろにずれ込んできます。

その結果、朝に身体が活動しないような状態になってしまいます。

その一方で、深夜になっても交感神経の活動性が落ち着かないので、夜は身体が元気になり、寝つきが悪くなります。こうした事は一見、生活リズムが乱れているように見えるのですが、その根本的な原因は自律神経系のリズムが乱れている事にあります。

ですので、起立性調節障害の子どもさんに対応する際に、このような特徴は十分な理解が必要です。


現代では頻度の高い疾患で、好発年齢は10 ~16歳、有病率は小学生の約5%、中学生の約10%とされ、男:女=1:1.5 ~2とされています。
そこで、当院では頭部への刺鍼をする事によって、脳への血行促進をはかり、神経伝達を促す事によって、自律神経を正常な状態にさせ、全身を治療する事によって、身体の機能をも高めていきます。

広汎性発達障害(PDD)

広汎性発達障害(PDD)とは、「精神機能の広範な領域に関係する発達障害(発達の偏りや問題)」という意味ですが、実際の臨床では、自閉症及び自閉症に近似した特徴を示す発達障害の総称として用いられています。
広汎性発達障害は、イギリスの児童精神科医ローナ・ウィングが自閉症(自閉傾向)の中核症状として定義した『ウィングの3つ組』の特徴を持っています。
ウィングの3つ組とは、『対人関係の障害(社会性の障害)・コミュニケーションの障害(言語機能の発達障害)・イマジネーションの障害(こだわり行動と興味の偏り、固執性)』の3つの特徴的な障害のことで、広汎性発達障害を持つ子供さんは相手の意図を想像したり(人の表情をみたり、相手の言葉の意味を考えたり、空気をよむ等)、自分の意志を伝達することが苦手で、同じ行動を反復的に繰り返す常同行動や光や音に対する感覚過敏が見られる事もあります。
また、知的障害を伴わない高機能広汎性発達障害(通常は高機能自閉症とアスペルガー症候群の2つの総称を指します)では健常者と殆ど変わらないところがあり、アスペルガー症候群では言葉の遅れや言語機能の障害は殆ど見られません。
広汎性発達障害の原因としては、先天的な脳の機能障害あるいは中枢神経系の成熟に関係する問題であり、親の育て方や環境が原因ではありません。最近では医学心理学研究の進歩により、以前に比べて正しい理解も得られるようになりましたが、発症の仕組みなど、残念ながらまだ解明されていない部分もあるのが現状です。自閉症など広汎性発達障害の人口に対する有病率は、0.5~0.75%ほどと言われますが、自閉症の典型的な子供さんの数だけ数えても1000人に2~6人、典型的でない軽症のタイプの子供さんまで合わせると100人に1人くらいはいると考えられています。また、自閉症の男女比は5:1で圧倒的に男性に多く見られる発達障害です。
その為、当院では頭部を中心に身体の必要な部分に鍼灸治療を施し、脳への血行促進をはかり、神経伝達を促す事によって、中枢神経に刺激を与えて精神面・知能面・運動面の成長を手助けしていきます。

てんかん


私たちの脳の中では、神経細胞が電気信号でお互いに連絡をとりあい、常に調和の取れた活動をしています。しかし、何らかの拍子で、その電気信号の伝達が乱れてしまうと、意識を失ってしまったり、体をガクガクと震わせるような痙攣が起きたり、急に動きが止まったりといった症状が出現します。このような発作を繰り返し起こすことを「てんかん」といいます。


子供から大人まで、幅広い年齢層で発症する事がありますが、てんかんの80%は18歳以前に発症します。

しかし、近年では高齢化に伴い、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などに伴うてんかんの発症も多くみられるようになりました。


てんかんに対しての鍼灸治療では、脳内で異常興奮を起こしている領域に、鍼灸治療を行い、神経伝達を促す事によって、刺激が脳波を通じて伝わり、脳を活性化させることで、発作の減少や緊張の軽減が期待できます。もちろん薬の服用を続けながらの治療を進めますので、安心してお越しください。また、大人の方はもちろん、小児てんかんの治療も行っております。

脳室周囲白質軟化症(PVL)


脳室周囲白質軟化症(PVL)は、早産児(主として在胎32週以下)の脳室周囲の白質に起こる虚血性脳病変の事で、脳室周囲に壊死を主体とした病変です。このPVLの好発部位は大脳の運動領野からの錐体路系にあたるため、脳性麻痺(CP)(受精から生後4週までに何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障害をさす症候群)の原因となります。

運動面の障害があらわれて、筋肉が緊張して動かしにくくなる事が多く、つま先立ちのようになり(尖足)歩行しにくくなります。
他にも言語障害や精神面での遅れを伴うこともあります。
そこで、当院では頭部への刺鍼をする事によって、脳の症状に関係する領域(運動・言語・感情など)に刺激を入れて、神経伝達を促す事によって、刺激が脳波を通じて伝わり、脳を活性化させることで脳内への血流量を増やし、ダメージを受けた部分を脳のもつ代償作用と回復力を促す治療を目指しています。

また、身体や手足からも刺激を入れる事によりバランスを整え、緊張を和らげていきます。

小児はり(刺さない撫でるはり)

皆さん、子供さんのこんな症状で悩んでいませんか?身体的には特に異常は見られないのに…

夜泣き、キーキー声を出す、よく人に噛みつく、食が細くなる、ひきつけを起こす、虚弱体質、イライラしている、
おねしょ、どもり(吃音)、便秘etc…

このような不安定な状態を「疳虫が出ている」とか、「カンが高い」などと表現します。
これは、特定の病名ではなく、生後から小学生までの子供が引き起こす、さまざまな症状に対する名称で、小児神経症の事です。

なぜこの様な症状がでてくるのかというと、子供さんの身体の発達と心の発達がうまくいかない事からおきる、アンバランスな状態の事を示します。

また、こういったお子さんには、眉間に静脈の怒張(青すじ)があったり、まぶたや鼻の下に筋の様な発赤があったりします。

なぜこうなってしまうのでしょうか。
原因として考えられるのは、神経性素質、騒がしい環境、栄養の不適切(特に糖分の過剰摂取)、不規則な生活などが考えられます。

けれども、小さなお子さんにとって、こういった症状は大なり小なりあるものです。
それは、まだ小さなお子さんは神経の発達や皮膚粘膜がしっかりと発達していない為、外からうける様々な出来事に対して思ったように対処できなかったり、脳が未発達の為、新しい刺激の感受が整理できず、情緒が不安定になったり、身体が思うように動かない事や喋れない事によってイライラしてしまい、自律神経のバランスを崩しやすいのです。

そういった不満、もどかしさ、イライラなどが一種の精神的な興奮を引き起こしてしまうきっかけとなります。

そこで!!そういったお子さんの救世主となるのが小児はり(刺さない撫でるはり)なんです。

当院ではイチョウの葉の形をしたものや小さなローラーなどの専用の器具でお体全体を撫でていきながら刺激をする事で、皮膚からの知覚、運動、免疫、内臓などへと伝わり、自律神経を介して脳の興奮を落ち着けます。

小児はりをすると、子供さんの成長と発育の手助けになる事は間違いなしです!!
ぜひ一度、お試しください。
こういった症状がないお子さんでも、健康増進や成長のお役にたちますよ☆

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